That’s Welcome News No.2

2017-07-08

モンシロ蝶はなぜひらひら舞うの?

「チョウチョチョウチョ菜の葉にとまれ、菜の葉にあいたら桜にとまれ—」と歌に謳われている蝶はモンシロチョウと思われます。モンシロチョウの食性は菜の花の様なアブラナ科の植物を好みます。かなり遠方からも空気の中に混じっている僅かな菜の花の匂いを嗅ぎ分けて移動するのです。空気の中の濃淡に混じる、より濃い匂いを頭部のセンサーでキャッチして、上に揚がったり、下に降りたりヒラヒラして目的場所に近づき、今度は黄色しか見えない複眼で菜の花に到ります。葉の強い匂いがあれば白い花にも集まります。ですから、匂いも色も違う桜の花には行けないのです。

古代より昆虫と哺乳類とは相携えるように今日まで進化して来ましたが、昆虫は人類など言うに及ばず犬さえ到底及ばない素晴らしい探臭機能性を持っています。昨今、国の研究機関や各大学にも昆虫機能研究部門が出来て来ました。この様な昆虫の優れた機能の遺伝子を人間に組み入れる事も近い将来可能になるでしょう。

*モンシロ蝶は春(やや小型)と秋に発生します。雄の方が少し濃い黄色です。

*モンシロ蝶によく似た黄蝶の仲間が色々いますが、食性が違いますので菜の花にはとまりません。

LEDの電球光は物が違った艶に見えます、身体によいのでしょうか?

省エネ推進で、従来のフィラメント電球からLED電球に変わろうとしています。

この電球は光の波長の巾が狭く目に刺激的です。太陽光のように短〜長の波長のミックスではありません。人は長い間太陽の光の中で物を見て判断する目が出来ています。

紫外線の様に波長の短い光は破壊力も大きいのです。

LED光のスマホばかり長期に見ていると、新たな眼病が現れるかも知れません。
絹(特にムガシルク)は波長巾の広いハロゲン電球を使うと、太陽光の中でしっかり遊んだ年配者はモンシロ蝶よろしく、集まって来ます。

他では見られない魅惑のムガシルクショール各種入荷。(繊維の中で最強の防紫外線性)

*来年1月インド、アッサム(ムガ・エリシルクの原産地)で国際野蚕学会開催予定。

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